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起業しようと思った時に読む本|『僕は君の「熱」に投資しよう』のまとめ

今は会社員だけど、絶対に将来は起業したい。独立したい。

そう思っている方は実は多いのではないだろうか。

しかし気づけば日常業務に忙殺され、将来のことなんか考えられなくなってしまう。

そう、気づけば僕らは「熱」を失ってしまうのだ。

本書はそんな僕らに再度火を灯してくれる一冊になると思う。

また、今まさに将来は起業したいと考えている会社員、フリーター、学生、ニート、全ての皆さんの熱をより高めてくれる本だ。

『僕は君の「熱」に投資しよう』とは?

読むのにかかった参考時間 1時間56分

『僕は君の「熱」に投資しよう』の著者、佐俣アンリさんは1984年生まれで慶應大学出身のベンチャーキャピタリストだ。

East venturesで勤務後、彼は27歳にしてベンチャーキャピタル「ANRI」を立ち上げている。

彼の面白いところは、彼の直感で資本導入先を決定しているところだ。

ベンチャーキャピタルといえば本来、証券会社や銀行等で様々な経験を積んだいわゆるベテランが集う場所だ(と僕は思っている)。

そのため資本を導入するかどうかを決意するのは彼らの経験、また参入市場の動向などによる。

それをアンリさんは彼の直感で判断しているというのだ。判断基準はそこに熱い思いがあるか否か。

めちゃくちゃ面白いじゃないか。

ロジカルではなくそこに熱があるか否かという、アンリさんに言わせれば独断と偏見の「ロマンチック」な投資判断。

そんなアンリさんの処女作が今回の著書『僕は君の「熱」に投資しよう』である。

ちなみに本作品は2020/9/7日の日経新聞の広告欄にも記載されていた本で、ビジネスマンなら一度は目にしたことがあることだろう。

ぜひ一度読んでみてほしい。まさに”今すぐ行動したくなる”僕らの熱を掻き立てる一冊に違いない。

 

事業とはアイデアを100倍規模ですること

ANRIさんは著書の中で、成功する起業家は「規模にアプローチをする」と述べている。

その一例として、ANRIさんの妻である佐俣奈緒子さんを挙げているが、彼女は学生の頃からせどりを極めていたようだ。

家電量販店の電子辞書や、高級ブランド品の靴の購入価格と売却価格に差があるとわかれば一気に買い込み、差額で儲ける。

こうした規模性が非常に重要らしい。

確かに、現在成功している企業ってそうなのではないだろうか。

例えば、本書でも挙げられているが、エアビーやウーバーは正直消費者の一人であるならば一度は「こうだったらいいな」と思ったサービスだっただろう。

他にも、ココナラというサービスだって一度は思いついていた人はいたのではないだろうか。

インターネットにより、起業がしやすくなった今、僕らの考えはすぐ形にできる

そして余程の天才でもない限り新人起業家の考えなんてきっとどこかの誰かが既に思いついている考えだ。

でもそれは逆にチャンスでもある。

まずはいけると思ったら規模を100倍にしてみる。そうすれば成功に結びつく可能性がある訳だ。

誰だって最初は初心者にすぎない。ANRIさんも元々はスタートアップ企業に興味があった一人の学生に違いなかった。

だから僕らにだってチャンスはある。本書ではこのように僕らの熱を掻き立ててくれる。

 

成功の9割は場所で決まる

ANRIさんは成功の9割は場所で決まるというように本書で述べている。

この発言は、ANRIさんの今までの生き方が垣間見える発言だ。

ANRIさんは本書の中で自身を「凡人」と表現している。

何故そんな凡人が若手ベンチャーキャピタリストとして活躍できているかということをドラゴンボールのクリリンに例えてこう説明している。

ドラゴンボールのクリリンは最強のスーパーサイヤ人たちの中で成長したからこそ人類最強になれたのだ。と。

つまりANRIさんも然り、成功者と言われる人たちの中で生活をしてきたことが成功の要因だと考えている訳だ。

だからANRIさんが僕らに説くのは、成功して当たり前の空間にいることだ。

起業家たちが集う場に固まることこそが成功の秘訣。

たった一人で自身の成功を祈り頑張り続けるよりも、似たような熱を持った仲間たちと仕事を進めていくことこそが非常に重要だ。

本書で教えてくれるのは、まさにこういったことだろう。

 

ANRIさんの考える成長とは

本書の真髄はここにあるといって過言でもないと思う。

それほどまでに、厳しい現実を教えてくれるのがANRIさんの考える成長についてである。

皆さんは今まで努力したけど失敗してしまった経験をどのように考えているだろうか。

例えば僕なら、どんな失敗経験でもあの時のことがあって今はポジティブにやれているなんて考える。

つまり失敗経験と今を結びつけて、あの時の努力は無駄ではなかった。あの時の失敗があって成長できたと考えるのが普通ではないだろうか。

でもANRIさんの考える成長はそんなに甘いものではない。

ANRIさんは「頑張る」「成長する」を明確に分けて考えている。

例えば、一生懸命死に物狂いの努力をして何とか事業を5年間存続させたけれども、事業はおじゃんになってしまった。という事態。

これは成長ではないとANRIさんは断言している。

むしろ成功できなかった無駄な努力でしかなかったということだ。

事業が成功しないならばそこに事業家としての成功はない。というのがANRIさんの明確な考え方だ。

事業が成長すれば、成長する事業に適合するように事業家としても成長できるという考え方。

熱を持った僕たちに起業家としての夢を見せてくれる一方で、こうした厳しい現実も教えてくれる本だ。

 

まとめ

何故ANRIさんが今、若手起業家に火をつけるような本を出したかといえば、今の時代にその答えがある。

これからきっと、「やりたいこと」や「楽しそうなこと」でしか稼げない時代が来

これは近年成功した起業家たちが口にする言葉だ。

ANRIさんをはじめ、堀江貴文さん、西野さんも同様のことを述べている。

惰性で仕事をしているだけじゃきっと、将来僕らの仕事は無くなってしまう。

そうした警鐘の意味も込めて本作品を書き上げたのではないだろうか。

ANRIさんが最後に一つ伝えたいこと。という欄で述べているのは、「本当に大切なことを一つだけやろう」ということ。

自分にとって、今本当に大切なことって何だろう。

そんなことを考えさせてくれる一冊であることに間違いない。

感想/考察

本書は死んでいた僕に再度熱を灯してくれた本

実はここ数ヶ月僕は死んでいた。

僕は将来自分のやりたいことをしたくて、そのために本ブログを掲載している。

しかし、日々の仕事に忙殺されて、気づけば躁鬱状態になってしまっていたんだ。

スタートは本当に多忙から始まった。

日々の銀行業務に追われ、結果も中々出ず、散々上司からひどい嫌味やきつい言葉を浴びせられた。

そして自分が仕事ができないんだってことが嫌になる程わかった。

その度に頑張らなきゃって思って日々仕事に取り組んでいたけれど、ある日ぷつりと糸が切れてしまったんだ。

毎週日曜日は吐き気や目眩でろくに休めもしない。(後から躁鬱だったとわかった。)

平日は業務に追われテレビやアニメに逃げていた自分がいた。

そこから3ヶ月、言い訳に言い訳を重ねブログは放置状態。

腐ってたんだ。

そんな中本書に出会い、再度僕も頑張らなきゃいけないなって気持ちになれたし、大分心も穏やかになった。

多分本調子になるまでまだまだ時間はかかるかもしれないけれど、少しずつ前を向けている。

だから、同じような気持ちで苦しんでいる人がいるならば、ぜひ読んでほしい一冊だ。

この本にはそれだけの勇気や希望を与えてくれる力があると思う。

ちなみに何故銀行員が辛いのかをまとめた記事もあるので興味のある方はぜひ読んでみてほしい。

【実体験】今銀行員がしんどい訳|躁鬱になった僕が思う18の理由

正直に言うと、銀行員ってすごいしんどい仕事だと思う。 僕は今銀行員2年目で法人営業をしている。 担当している法人は25社程、正直そんなんで辛いの?って思う人も多いのかもしれない。 でも、今まで人並みに ...

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完全に僕の主観だけれども。

 

目標まで最短ルートで

例えば僕にはあるプラットフォームを作り上げたいという意志がある。

でもそれをお金が溜まってからとか、将来の計画を立ててからとか遠回りをしていたように思える。

でも本書を読んで気持ちが変わった。最短で実現するためにはどうすればいいか。その方法を考えるようになった。

今時代は急速に動いている。

自分が思いついたアイデアなんて他の誰かも思いついている。

勝負はどちらが早く形にして、市場を独占できるか否かだ。

当たり前のことだけど、つい保守的になってしまう僕らに警鐘を鳴らしてくれる数少ない本だと思う。

 

 どのように実践できるか

目標までの最短ルートを考え、行動することが今できることだろう。

例えば僕は今自分に必要なのはプログラミング力だと思っている。

自分の考えを形にする一番簡単な方法だ。

だから実際に専門学校に通うことにした。

正直貯金は厳しいけれど、腐ってしまうようりも早く行動した方がいい。そう思えた。

ちなみに本書でANRIさんは自身がベンチャーキャピタリストへの道を目指す影響を与えた本を1冊挙げている。

ピーター・ティール『ZERO to ONE』だ。

こちらもANRIさんの思考を理解するのに大変役立つ本だと思うから、ぜひ読んでみるといい。

投稿日2020/9/23(3675字)2h31min10sec/当記事を書き上げるのにかかった時間

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