チームビルディング ビジネス

【たった5分でできる】自己分析ができる最強のツール|『あなたの知らないあなたの強み』のまとめ

自己分析を本気でやったと言える人は世の中にどのくらいいるのだろうか。

普通の人であれば、学生時代の就職活動が初めての自己分析の機会になるのだろう。

でも今まで一度も真剣に自己分析なんてしたことがないと言うのが大半なのではないだろうか。

僕もそんな人間の一人で、学生時代は自己分析なんかしなくていいと思ってた、時間がかかるし何よりも面倒くさい。

でも、そんな自己分析が5分でできると言われたら、多少は興味が湧くのではないだろうか。

『あなたの知らないあなたの強み』と言う本を購入すれば、強みと弱みが5分で浮き上がる。客観的なデータに基付いたFFS理論によって。

『あなたの知らないあなたの強み』とは

読むのにかかった時間 1時間15分

結論、『あなたの知らないあなたの強み』はチームビルディングの本である。

「え、待ってよ」と言われてしまうかもしれない。冒頭で僕は、自己分析ができるツールと申し上げているからだ。

でもよくよく考えてみてほしい。何故僕たちは企業に自己分析を求められるのか。

理由は一つ、企業側にはこうした人材が欲しいと言う明確な指針があるからだ。

しかし、それゆえに僕たちは今まで客観的な自己分析ができていなかったのではないだろうか。

所謂大企業への就職に成功した人って、うまく企業が求める人材に寄せて、自己分析をしてしまう傾向がある。

だからわかっているようで自分の事なんて何もわかっていないのだ。

逆に、自分のことを確りと理解すれば他者との違いもわかる。すると他者理解にも繋がる。

他者を理解すれば、一つのチームをまとめることができる。だからこそ本書が目指すのは、自己理解→他者理解→チームをまとめ上げることなのだ。

本書の著者は古野俊幸さん、株式会社ヒューマンロジック研究所の代表取締役である。

ヒューマンロジック研究所は、組織の生産性を上げる取り組みを自力でできるように考え方とツールを提供する会社だ。まさに本書のFFS理論を組織編成に活用している会社である。

古野さんの経歴は、関西学院大学を卒業後は新聞社、フリージャーナリスト、出版社と物書きとしての人生を当初は歩んでいたようだ。

その後はヒューマンロジック研究所を立ち上げ今に至る。

2011年の古野さんの記事では、サッカー・アジア大会で日本が優勝した理由をFFS理論でまとめており、当初からFFS理論を提唱していたことがわかる。

 

5分でFFS診断をしてみよう

冒頭でも説明したが、本書を買うと5分で自己分析をすることができる。

自己分析のためには、新品の本を買う必要がある。間違っても中古の本を買わないようにして欲しい。

本を買うと以下のような購入特典がついてくる。これこそが本書の肝といっても過言ではないかもしれない。

中にアクセスコードが入っているので、あとはFFS診断の公式webページに入り、購入者特典のコードを入れれば診断ができる。

※始めに会員登録(無料)をする必要。中古だと既にアクセスコードが使われている可能性があるので要注意!

およそ70問くらいの問いに答えると、僕らの思考行動の傾向を確認することができる。

確りとまとめられていて、非常に面白い。

今まで自分が知らなかった自身の強み、弱みを把握することができるので、自分の認識している自分と適合しているか、否かを判断するの指針として使うのも面白いかもしれない。

 

FFS理論とは何か

FFS理論とは、Five Factors and Stress の頭文字をとったものらしい。

先ほどの図で、思考行動の特性が5つの因子で表示されていたのに皆さんは気づいただろうか。

FFS理論は人間の行動特性を5つの因子の多寡と因子の順番によって理解する為のものらしい。

その因子とは、凝縮性受容性弁別性拡散性保全性だ。

凝縮性とは一言でこだわり。受容性とは外部を受け入れる柔軟性のことだ。

この2つは先天的なものらしい。

弁別性とは白黒はっきりさせようとする合理性の因子。拡散性はまずはやってみようという因子。保全性は現状を大切にする因子。

この3つは後天性のものみたいで、育った環境に大きく影響するらしい。

つまり先ほどの70問の質問は、この5つの因子それぞれの量の多さと順番を測っていたということだ。

本書では、これらの因子を持つ人物の強み、弱み、どういったストレスを受けやすいかがまとめられている。

例えば、受容性の因子を持つ人の強みは面倒見がよく寛容、一方で断りきれずキャパオーバーになってしまう弱みがあるらしい。そして、人に無視されるなどが大きなストレスになってしまうようだ。

すると、当てはまっている部分とそうではない部分があるのがわかるのではないだろうか。

 

自己理解が他人理解にも繋がる理由

本書では様々なタイプの人間の強みや弱みがまとめられているということを先ほど申し上げた。

読む中で、ああこのタイプってこの人に似てるなと思うこともあるだろう。

それこそが他者理解につながる瞬間である。

自分には苦手にうつる人も、その人の強みや弱みがある。

本書で型を理解することで、僕らが苦手にしている人を理解し、その人を理解することができるのだ。

この視点を忘れないことで、苦手だったあの人の発言には大意はないのだと無駄に悩むことがなくなるかもしれない。

究極的にはこうした他者理解の精神が、チームの適材適所を考える大きな手助けになるだろう。

みんながみんな同じ人ではないからこそ、新しいアイデアが生まれ世の中は少しずつだけどよくなっている。

特に組織のリーダーを今やっている人も、これから目指している人にも必ず必要な力が他者理解なのではないだろうか。

チームをグイグイ引っ張っていくだけがリーダーの時代はもう終わった。むしろ、他者に共感し人に任せるリーダーこそ今必要とされているのではないだろうか。

 

幸せな人生・仕事の為に自己理解を

本書を読み、FFS理論を嚙ることでどういったメリットがあるのか。

自己を理解することで最終的に行き着くのは幸せな人生だと述べられている。

自己を理解し、他者も理解することで他者に対し寛容になる。

すると、円滑な人間関係を築き上げることができる。

また、他者は違うという区切りをつけることにより、いい意味で他者との比較をしなくなる。

他人の持っている羨ましい点のみに注目するのではなく、自身の持っている長所に目を向け、それを伸ばすことができる。

最終的な幸せをにするためにも、本書は読むべき作品だと個人的には思う。

 

まとめ

始めに自己分析なんて意味がないと思っていた人も少しは考えが変わったのではないだろうか。

本書は名漫画『宇宙兄弟』とタイアップしており、いくつかの漫画のシーンも抜粋されている。

そのためスラスラと読み進められるのも良い点だと思う。

今行き詰まっている社会人や、自己分析なんてしなくても就職活動なんて余裕だと思っている学生の方にも本気で本書をお勧めしたい

買う価値がある作品とは、こうした作品のことを言うのだろう。

感想/考察

自己分析って本当に難しいと思う訳

自己分析ってぶっちゃけめちゃくちゃ難しいと思ってる。

僕らは誰かに影響されることが多々あると思う。

例えば僕なんかは、キングコングの西野さんや『メモの魔力』で有名な前田さんなんかにはすごい憧れている。

つまり、起業家に憧れているのだ。(特にゲームチェンジャー)

だから成功した若手起業家の本を読みあさり、たくさんのビジネス書を読み、彼らに思考を寄せようとしている。

するといつしか、数ある選択肢の中から彼らだったら何を取るかと言う正解を恣意的に掴もうとするようになる。

もちろんこの行為は間違っていない。でもいつしか少し、無理をしてしまっている自分もいた。

一時期憧れの自分と現在の自分の差が埋まらなかったことに絶望し、少々病んでしまったこともあった。(銀行での仕事が嫌すぎたと言うのもあったのだけれど)

そんな時に本書を知っていれればよかったなと本気で思う。

本来的な自分の性質を知ることで、できなくても仕方がないといい意味で割り切れることって多分多かったんだろうなと思える。

話が逸れてしまったが、つまりは気づけば僕らは理想の自分を作り上げ、自己分析を歪めてしまうことが多々あるのではないかと言いたいのだ。

恣意的な自己分析は現状把握にはならない。だからこそ正確な現状把握ってすごい難しい。

こうした現実に一石を投じてくれるのが、FFS理論を使った自己分析なんだろうなと本書を読み感じた。

 

誰もがスーパーマンに憧れる

アニメの主人公ってなんであんなにかっこいいのだろう。

特にジャンプなんかで王道とされるアニメって、俺に任せろ系のアニメが多かったように思える。

見ててスカッとするアニメの主人公は、どこか自信に満ちていて、思い立ったら即行動できる主人公が多かった。

でも結局それは、自分がそうできてないからそう思えるんだろうなって思える。

全てにおいて完璧な人間なんていない。ましてや憧れすらせど、そうした人間にならなくていい。

誰もがアニメの主人公に憧れるけれど、それだけが全てではない。

自分の中で目指すべきリーダー像が定まった。本書を読んだからこそだ。

 

リーダーになる為には必須なスキルだ

本書にはリーダーに求められる他者理解がまとめられている本だと感じた。

リーダーに期待されるものとして、変革型リーダーシップサーバントリーダーシップがあると本書で説明されている。

僕が目指すサーバントリーダーシップでは他者理解が必要とされていそうだ。

自分より優秀な人はたくさんいると分かっているからこそ、そんな人たちを扱えるリーダーになる必要がある。

そのためには他者を知り、彼らの強みを発揮できる環境を作らねばならない。

将来会社を起こして行き詰まったら、ヒューマンロジック研究所に依頼してみよう。

 

どのように実践できるか

まずは本書に書かれている自身の強みを理解することが大切だ。

そして苦手だなと思う奴が現れたら、本書を読んでそいつはどの人間なんだろうかと考えてみようと思った。

もし、そいつの嫌な一面がそいつの弱みから来てしまっているんだったら、接し方次第で信頼できるパートナーになれる可能性もある。

直感的に交友を立つことはせず、なんとか努力してみる。

今までは合わないなと感じたらすぐに交友を断っていたから、本書を読み考えが多少変わったかもなと感じた。

投稿日2020/10/10(4262字)2h40min50sec/当記事を書き上げるのにかかった時間

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